はじめに
皆さんもこんな経験はありませんか。
歓楽街から一筋路地に入ると、狭い路地には昭和の風情が漂い、
なんだかその路地だけ、時間が止まってしまっているような
秘密めいた空間に迷い込んだようなこと……。
少しだけ開いた暖簾の隙間から店の様子を覗いてみたり
扉の向こうから漏れ聞こえてくる話声に耳を傾けてみたりして
わくわくしながら、何度も行ったり来たり。
仕事の帰りや、出張先でのひとときを、
どの店で過ごそうかと考えてみる。
旨そうな匂いが漂ってくる。楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
でもどこも馴染みのお客さんといった雰囲気の後姿ばかり。
うかつには入れない。
五感を研ぎ澄まして、今宵はこの店と心をきめておそるおそる
引き戸を開けてみる。
そう、はじめてのお店に入る前のこの緊張感。
これぞ裏路地の良い店を見つける醍醐味。
しかし、そんなこと言ってもなかなか足を踏み入れられないのが
正直なところ、IT化が進むこの時代に地域の情報誌や飲食店の
紹介をしたポータルサイトにもでてこない、裏路地の名店があります。
そんな隠れたお店を紹介するガイドラインがあったらなぁ……。
そこで考えました。
安くて旨い裏路地の名店を裏路人(裏路地の達人)に
ガイド役をお願いしょうと!
携帯電話やパソコンからお店の情報を専用フォームに書いて
投稿メールを送って頂き、裏路家(裏路地の名店)にあてはまる定義を
もとに審査させて頂いた上でホームページ上に無料にて掲載させて
いただきます。
また、裏路人の紹介するお店に来店されたビジターのお客様にはお店や
料理に対するコメントを投稿していただくようにしております。
こちらのコメントについてもお店を中傷するようなことや、
批判的なことは一切載せない事にしておりますのでご安心下さい。
最後に
このサイトを通じて知り得た裏路地の情報をもとに
次からは勇気を振り絞って扉を開けてみて下さい。
その中から「また来たい!」と思えるお店が見つかれば、
あなたの心の引き出しがまたひとつ増えるはずです。
そして友達や仲間に「こんな店、知ってるか?」と自慢して下さい。
そんな裏路地の楽しみ方ができる連鎖を楽しみにしております。


【画】郁彦@MITANI

良き店憲章
裏路地の良き店8つのチェックポイント
その1 路地のなかに溶け込んだ店構え。
その2 看板や暖簾に味がある。
その3 ドアを開けた瞬間の緊張感が常にある。
その4 おひとりさまを受け入れるカウンターがある。
その5 トイレが常に清潔に清掃されている。
その6 地産地消のおすすめの酒の肴や地酒が豊富。
その7 店主や女将の話が楽しい。
その8 その日のメニューがある。
